2018/06/28 10:17
6月1日時点では、ズッキーニの畝の間のオオムギはこんな感じでしたが、

雨が降って土が見えない程に育ちました。

梅雨明け頃にバタバタと自然に枯れて地表を被覆してくれる予定です。
乾燥防止と雑草防止が出来るというわけです。
イネ科の植物は根が強く、土に空気の道を作ってくれるので水捌けも良くなります。
また、通気が良くなるという事は、有機栽培には欠かせない、土中に生きる微生物も活発になります。
さらにオオムギや燕麦という麦の仲間は、『アレロパシー効果』というのがありまして、
『他の特定生物の阻害効果』という物で、簡単に言うと発芽を抑えてくれるわけです。
そして最後は土壌有機物として使われます。
何もしなくても
1.雑草抑制
2.土壌マルチ
3.枯れて肥料
こういうのを『緑肥』と呼びます。
メチャメチャ便利でしょ。
『緑肥』には色々な種類と効果があります。
当農園では、色んな肥料を使うより、自然の力を借りてこれら(『オオムギ』『えん麦』『小麦』『ソルゴー』『クロラタリア』『セスバニア』『ヒマワリ』『ソバ』『マリーゴールド』『クリムゾンクローバ』『カラシナ』)を季節・土壌・前作・後作に応じて使い分けして土づくりをしています。
では、また。